2006-06-26
あまりにマニアック
先日書いた時蔵さんの『八重桐廓噺』のビデオ、
お友達がこれをくださる時に一緒に萬屋錦之助さんの
古い映画のビデオも同封してくれた。
『三世、四世時蔵出演の珍しいもので・・・』と
確かに観てみると三世、四世ばかりでなく
先代歌昇(当代歌六、歌昇のお父様)、
中村賀津雄(今は字がちがうかも・・)
そして子役で米吉=当代歌六まで勢ぞろい。
その上、三世・四世時蔵は歌舞伎役者という役柄なので
お稽古をするシーンと劇中劇で『女暫』も観ることができる。
すごいご馳走。
そのお稽古のシーン、本当に短いけれど
三世が四世に『八重桐廓噺』を教えている。
それを観た後で当代時蔵さんのを観るという
なんという贅沢なこと(笑)
そして『女暫』では三世が女暫で四世が女鯰・若菜のお役。
数年前の海老蔵さん襲名の『暫』では当代時蔵さんが
女鯰・照葉(だっけ?)をやっていた。
これまた四世の女鯰を観た後で当代の観る贅沢。
ついでにいうと三世演じる女暫のお衣装が
上の着る素襖を除くと先月当代がやった舞鶴のお衣装と重なる。
舞台の上で二代・三代揃い踏みなんて叶わないので
私の脳内でちょっと遊んでみる。
なんてマニアックなお話(笑)
でも四世時蔵さんって本当にきれいなお顔でうっとり・・
・・・・・・・・・・・・・
この映画が昭和34年作。 確か三世時蔵が亡くなったのもこの年。
そして2年あまり後、四世も若くして亡くなっている。
四世時蔵三十三回忌追善の何かの記事で萬屋錦之助さんが
『(家族の思い出になった)この映画を撮っておいてよかった』と
コメントしていました。


