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「三味線やくざ」
先月の話ですが川口松太郎先生の『三味線やくざ』読みました。
すぐおわかりとは思うけれど(笑)この作品7月松竹座で上演される
『江戸唄情節-えどのうたなさけのひとふし-』の原作。
昭和11年に新小説社から出された作品だそうですよ。

主人公の杵屋弥市という人
実在の人かどうか調べてはないけれど
この原作の中では、23歳の三味線弾きで、当時の天王寺屋からの依頼で
道成寺の毬歌を作った・・・ということになっている。
この人を仁左衛門さんがやられる。
この芝居、1995年中座で同じく仁左衛門さんがやられている。
(当時は孝夫さん)
ちなみに相手役お米も今回同様に時蔵さんなのです♪

原作とこの舞台で、人物名が一致するのが意外に少なくて
このニザさん演じる主人公と、
彌十郎さん演じる小揚げの七兵衛くらいなのね。

なので、想像というか、そうだろうとは思うけれど・・・
な感じで読み進めてみると

弥市の行きつけの賭場を任されてる
小揚げの七兵衛の妾で元芸者おさん=お米で、時蔵さん。
この人が実は弥市と出来ちゃって、それが旦那の七兵衛にばれちゃう。
で、殺すの殺されるのの騒ぎがあって、でも2人が潔いので
殺すことはしないで江戸から出ていくことで許される。

でも天王寺屋=坂東彦三郎(なのよね?)=三津五郎さんが
弥市なしで道成寺は舞台に掛けられないからと
舞台の間だけ江戸にいることを許してくれと七兵衛に掛け合う。

他にどこにも出ないならとの条件付きでこの月は
二人が江戸にいることが七兵衛から許されて「道成寺」の舞台は成功する。

舞台後は天王寺屋=坂東彦三郎が、
弥市た大阪で暮らしていけるように面倒をみることになり
まだ江戸の舞台が残っている彦三郎を、先に大阪に行って待っていることになる二人。

その道中、好きな賭けごとゆえにいかさまにひっかかり身ぐるみはがれ
大阪にいくこともならず数年がすぎる。(小田原)
その間おさん=およねは生活のため働き体を壊す。

そこで、江戸にいく彦三郎一行の姿を見かけ
弥市はたまらず番頭に声をかけ話を聞くと
道成寺は弥市なしではやりたくないが、あれ以来道成寺人気で
今回もいやいやながら江戸で道成寺をかけることになったという。
そこまで思ってもらっているならと、
七兵衛に殺されるのを覚悟で江戸で彦三郎の元に行くことを決める二人。

そして、江戸で、弥市が戻ってきたのを知り命を取りに来た七兵衛一味に
おさん=お米の命が長くないことを話し、
舞台が終わったら自分を好きにしてくれていい・・と話して
幕を開けることが許される。

道成寺の幕が閉まるのと同時に息を引き取ったおさん=お米に
生涯女房は持たないと弥市は誓って泣く。


っていう50ページほどの作品。
読んでるうちにもうセリフは今回の配役の役者の声で脳内再生してしまって・・
なんとなくもう仁左衛門さんらしい舞台になりそうな予感でわくわくしてる。

これは実際弥市役の仁左衛門さんが三味線を弾く場面があるらしい。
逆にそういうお役だから、
極端な言い方すれば、仁左衛門さんにしかできないお役なのかも・・
そういえば数年前の「お祭佐七」の千穐楽で、三味線弾きに
舞台に出られましたものね~

まだちょっと先の話だけど、楽しみになってきました~♪
【2011/05/06 16:59 】 | | コメント(2) |
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コメント
Re: タイトルなし
すみれさま

コメントありがとうございます。
我慢できなくて初日に行ってしまいました。
時蔵さんの巴御前、思っていた通りに素敵でした。
是非是非期待していかれてくださいな。

そして思いもかけず7月の仁左衛門さんとのお芝居、
3月の舞台が途中で中止になっちゃったリベンジな気分です。
昼の部も夜の部もよい演目で
また大阪か~・・とか言いながらきっと行っちゃうと思います。
原作は短編で読みやすかったです。
今は廃刊になってるのかもしれませんが
古書(?中古本?)として入手できました。

でもその前に團菊ですね。
幡随長兵衛のお時もよかったですよ
【2011/05/08 22:14】| URL | ろあ #-[ 編集] |

ご無沙汰してます。
もう 松竹座に行かれたのですね。
私は12日に「巴御前」観に行きます。 
ろあ様の感想を聞いてますます楽しみになってきました。

また 7月は思いもかけず時さまと仁左さまの共演でうきうきしてます。
その時の演目の「江戸唄情節」のお話 教えて頂き有難う御座います。
本当に いい舞台になりそうですね。
私も原作読もうかしら?
また 夜の演目もいいですよね。
7月は本当に楽しみです。
その前に 團菊も楽しんできます。
【2011/05/08 14:21】| URL | すみれ #xHucOE.I[ 編集] |
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