2008/07/22 (Tue) 巡業@山梨


7/18 山梨県立県民文化ホール

梅雨明け間際の雨が落ちた日。蒸し暑かった〜
甲府駅についたら雨が落ちてきて、会場に着いたら晴れた。

会場は1階席の前半分が埋まっているのみ・・な感じ。
さびしい〜
確かに電話でチケットを取った時に電話を受けた男性が
「努力はしてるんですが・・申し訳ありません」と
見ず知らずの私に謝っちゃったくらい(笑)だから予想はしていたけれど・・・・
夜の部はもうちょっと入ったかな??

でもそこにいる人達の反応はまずまずだった様子。
一番人気は梅枝さんだったかな(笑

口上で「橋弁慶で牛若丸を務めさせていただきました・・・」と言ったら
後ろの席のおばさま方
『あらっ、あの子なの、やっぱりきれいね〜』『素敵よね、何をやってもよさそうよ♪』と・・・
声に出して大絶賛。
普段ならうるさいな〜と思うところだが内容が内容だけに許してやる(偉そう・笑)

その梅枝さんの牛若丸、相変わらずきれいだし、切れがいいし・・
ネックは後見さんの被衣の着せ方だけ。袖の左右のバランスが悪いぞぉ〜
ただ、これだけ初日からうまく踊られちゃうと、去年のような千秋楽の感動ってぇのは
薄いだろうな〜。 贅沢な悩みかな

で、ご兄弟の”毛谷村”ですよ。




良かったんじゃないでしょうか。
康楽館の時の六助とお園の雰囲気、保っていたので・・・

時蔵さんもご自分のお芝居をきっちりやる余裕が
康楽館あたりからできてきたのかな・・と(偉そうに言ってみる・笑)
都内の会場の時はまだ錦之助さんの出方をみて、
それをチェックしつつ、それに合わせてのお芝居を・・・といった感じ。
あの時蔵さんのお芝居に、あの時蔵さんの風情というものが出てなかったもの。
今はもう大丈夫。 ばっちり(死語か?)時蔵さんのお園をみせてくれた。

また錦之助さんの方も、稽古したものを舞台で、
インタビューで仰ってた通り’調教師と一緒の舞台’で表現するのに必死な風だったけど、
こちらも慣れてきたのかお芝居に余裕がちょっと感じられた。
二人の絡みの場面でほほえましい空気がでてますからね・・良かった、良かった


皮肉というかなんというか、
今月、歌舞伎CHで時蔵さんが吉右衛門さんとやった”毛谷村”がOAされてる。
これを観て錦之助さんの六助はまだまだ古風さが薄いな・・・とをつらつらと考えると同時に、
時蔵さんの錦之助さんに対する’親心’に思い至った。
時蔵さんのお園の出来も全然違うのだ。

正直に言って、今回の巡業、都内会場のあたりは
本当に時蔵さんの舞台が時蔵さんらしくなかったと思っていた。
いつものおおどかな美しさが全然出てこないのだよ。
私の想像でしかないのだけど、これはやっぱり錦之助さん故だと思う。
錦之助襲名興行故というか

歌舞伎座の襲名興行は大所帯だったし、
去年の巡業は同じ演目には出なかったから
外には時蔵さんの’親’としての(親?・笑)気持ちは見えて来なかったのだろう。
だが、今回は違う。錦之助さんとサシで襲名披露の舞台に立つのだ。
芝居が軌道に乗るまでは気が気ではなかったのではないだろうか。
こんなことに思い至った時にあの昨年3月の襲名を祝う会の会場の
時蔵さんの姿を思い出した。まるで花嫁の父のようだった時蔵さんの姿を。
錦之助襲名興行を成功させなくては・・という’親心’(親?・笑)が
今回の巡業スタート時のなんとなし硬い舞台を作ってしまったような気がする。

ま、気がするだけなんだけどね・・・・・(笑

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むじるしさん
この時期やっぱり桃ですね(笑)

確かに感情過多ではあっても嫌な方向のではなかったので
康楽館以降の舞台は今の錦之助さんのやられる六助としては
よいのではないでしょうか。

ただ今回そんな(笑)錦之助さんと一緒の舞台で、
時蔵さんの意外なもろさをみせられたな・・と(私は)。
もっとぐいぐい引っ張っていけばいいのに・・と思わないでもなかったのでした。
ちょっとえらそう(笑

2008/07/23 15:47 | ろあ [ 編集 ]


 

桃狩りお疲れさまでした(笑
夜は昼に文字通り「毛が生えた」程度の入りでした。orz

まあ、ぶっちゃけ、義太夫ものと呼ぶには感情過多だと思うのですよあの六助。新歌舞伎じゃないんだから。
18年の回り道はやはり長い回り道であったなあ、と。
ただ、他のところでコメントしましたが(笑)、「今出来得る精一杯の技量」という点ではいうことないですね。そしてお園がそれに合わせている訳で。

10年後、再演があれば、どこまで義太夫ものを咀嚼出来ているかを観てみたいですね(えらそうw
お園に(いい意味で)気を遣わせない六助にどこまで近付けるか。

2008/07/23 00:08 | むじるしそしな [ 編集 ]


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