上村以和於氏のサイトでの「今月の一押し」
織笛姫様をあげてくださいました〜(拍手〜)
今回は字のサイズも大きくしてしまおうっと(笑)
うれしいので引用させていただきます。
しかしこれらを差し置いて、今月の一押しはというなら、時蔵の織笛姫を挙げよう。『十二夜』というシェイクスピア劇の世界を、時蔵の織笛姫が八重垣姫さながらの姿で赤姫の格を揺るぎなく示すことによって、歌舞伎という土壌に見事に移し植え、歌舞伎という器に盛ることを可能にしたのだと、私は見るからである。菊之助が主膳之助を勝頼さながらの姿で、獅子丸ときっちりと演じ分けた殊勲もそれと絡んで見逃せないが、おそらく今日の歌舞伎界で赤姫役者として最も純度の高い時蔵の存在がなければ、この「奇蹟」は菊之助の好演だけでは完結しなかったであろう。織笛姫としてどんなに突っ込んでシェイクスピアの世界を演じても、赤姫としての時蔵の示す歌舞伎の世界は揺らぐことがない。その虚実皮膜の間の振幅こそが、見もの中の見ものというべきである。
原文はここのあります ↓
http://www.iwaokamimura.jp/scgi-bin/log/menu/2007_07.htm
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三階から織笛姫さまに逢瀬(笑)
うつくしい〜
1階からみるよりも赤姫としての存在感を感じる。
場面場面であのお姿がそこにあることの意義。
鏡でどこが映し出されてもまごうことなき姫様。
そしてこの姫様は家来や周りの人みんなに優しい。
(大篠左大臣を除く・笑)
あぁ、今週末で終わってしまうなんて・・お名残おしやぁ
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7/17 織笛姫さまに3回目の逢瀬@歌舞伎座
影響を受けやすい私は、他の人の
「皆が疲れているみたい」という意見から
冒頭、そういえば舞台全体が重いかも・・と思った。
翫雀さんの声に張りがなく、菊五郎さんにもやや疲労の色が・・
でも、織笛姫が登場するとそんなことは忘れた(笑)
姫様も若干喉がお疲れなのか、
声が時々裏声になったり戻ったり
だが、そんなことはどうでもよいと思えるくらい
情感たっぷり、しっとりとした織笛姫だった。
今回テンポアップを図ったという再演『十二夜』だが
それにあわせてか姫も先月からずっと
ちょっと元気いっぱい(張りきった感じ)になってたように思う。
それが今回は全体的に落ち着いた雰囲気だった。
言葉、ひとつひとつを丁寧に語り、姫の品を保ち
これでこそ時蔵さんの姫!
正直、この2ヶ月不安で仕方なかった。
時蔵さんのやられるお役に対して
これほど気持ちが盛り上がらない時はなかった。
確かに場面場面、ちょっとした仕草に
ドキドキもし、胸の小鳥も普通に騒ぐこともあったが
いつも感じる、
胸にひたひたと寄せ来る波のような心の高ぶりがなかった。
だが今回の舞台は違う。
特に獅子丸へ思いを告げる場面。
姫のやるせない恋心、熱い想い、
なんとか伝えたいと思っても伝え切れないもどかしい気持ち
そんなさまざまなものがこちらにも伝わってきて
じんわりと目元が潤んでしまった。
他の部分も、他の役者さんのテンポに引きずられることなく
抑えて抑えて、気持ちをこめて織笛姫を最後まで演じていた。
そんな姫様を見ることができた私は
さしずめ庭で姫からの文をみつけた坊太夫のごとく
「やったぁ」と心の中で小さくバンザイをしてみた。
これだから時蔵さん詣ではやめられない(笑)
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主役級の中では一番手探り感が残っているようにも感じた。
織笛姫についてちょっと・・・・
あるブログで書かれていたこと
もちろんこの人も織笛姫の出来が悪いと言っているのではない。
綺麗な姫で存在感も十分と言っている。
だが、再演ながら他の人に比べ手探り感が残っているというのだ。
手探り感・・・・
あそこである意味一番歌舞伎色の濃いパート。
が、織笛姫の登場はいつも歌舞伎っぽくない設定。
テーマ曲(笑)も琴・・・だったかな・・
背景はアールデコ調の室内か庭の百合の群れ。
それでいて拵えは赤姫。仕草、動作も赤姫。
なんとなく収まりきらない。
だがそれは観る側の問題であるかもしれない。
時蔵さんがその状況で赤姫として収まりきれないのでなく
観る側(例えば私)がそういった赤姫の時蔵さんにひたりきれない
そんなことが原因かもしれない。
正直、博多座の私がそれ。
何をどう受けとめてどう感じればいいのか・・
普段の舞台の時と全然違う心の状態だった。
私だって勿論時蔵さんの織笛姫を否定するのではない。
姿を拝見できれば心浮き立つし、
台詞にも酔うことができる。
・・・・・が、・・・が、なのだ。
自分がどうしたいかよくわからない。そんな状態
まさに『合点がゆかぬのは自らじゃ』
いつか『合点』が行くことはあるだろうか?
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7/8 NINAGAWA十二夜@歌舞伎座
私の初日が一日遅れで開けました(笑)
幕が開く前に時蔵さんとこの番頭さんから
とっておき情報が♪
「博多の時と衣装が違います」!
織笛姫の登場が待たれます。
襖の向こうから声が聞こえました。さ、登場です
あれ?同じやんな?(笑)
そうです、赤姫の拵えですもの、そう変わるもんじゃありません。
確かに着物は変わったようです
必死に筋書にある博多座の写真と今日の時蔵さんの衣装を見比べます。
袖の上から、柄が「もみじ、梅、サクラ?」でこっちは「梅、ボタン、サクラ」
あれどっか違った。もう一度、上から「もみじ、梅。。あれ桜か?」・・・・なんて
そのうち、ま、いいや、変わったというんだから変わったのよ。
ちょっと生地につやもあるような気もするし・・・(笑)
別にずっと衣装の間違い探しをしていたわけではありませんよ
ちゃんと舞台も観ていました。
今回、あの「胸の小鳥・・・」のところで
「委ねてみようわいなぁ・・・」と言い終わったところで
上から大向こうさんの声が、それも3人4人と、かかったのでした。
気持ちよかった〜
もちろん博多座にも大向こうさんはいらしたのですが、
こんなにたくさん、それも聞きなれたお声の方達で、歌舞伎座でやってるんだなぁと
実感することができた一瞬です。
あとの場面で太鼓橋の上で獅子丸の名前を呼んだ時も
いい感じで声がかかり・・・幸せ。
今回、客席全体がノリがとてもよかったです。
そのおかげで劇場全体で舞台を楽しんでる感じがありました。
捨助の親父ギャグとか、シェークスピアくさい言葉遊びも、亀治郎さんの芝居も
みんなみんな受け止めて楽しみました。
織笛姫の獅子丸に迫るところ、照れるところ、
前回は大仰に見えたところも昨日は客席の雰囲気のおかげで
素直にかわいいなぁ〜・・と観ることができたのでした。
(ちょっと控えめにしたほうがもっとかわいいのは確かですけど)
観客は観客であって評論家でもコメンテーターでもないのです。
楽しめるだけ楽しんだものが勝ち・・とそんな風に思いました・・とさ。
そして今回の織笛姫さま、博多よりややお声が高かったようです。
ちょっと可愛いぶってる?(笑) 何かに挑戦でしょうか?(笑笑)
それとも単なる私の聞き間違い(汗)
赤姫なので普段より高い声なのは自然なんですが、
普段の落ち着いた声も好きだからあっちでもいいな・・なんて
セリフが多いだけにあれで喉が最後まで続くのかちょっと心配です。
(いらぬお節介ともいう・爆)
さて、次は今週の金曜日だ!
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11月に国立劇場で「摂州合邦辻」だそうな・・
藤十郎さんが・・・
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